― 裁判手続きを支える「住所確認調査」の実務 ―
民事訴訟や債権回収の実務では、相手方の住所が不明になるケースがあります。
このような場合、弁護士実務では所在調査が必要になることがあります。
所在調査とは、対象人物の現在の居住状況や生活実態を確認するための調査です。
特に裁判手続きでは、送達手続きや公示送達の前提として所在確認が重要になることがあります。
この記事でわかること
・所在調査とは何か
・弁護士実務における住所確認調査
・居住実態調査との違い
所在調査とは
所在調査とは、対象人物の現在の住所や居住状況を確認するための調査です。
弁護士実務では次のような目的で行われることがあります。
- 裁判書類の送達先確認
- 債務者の所在確認
- 公示送達の前提調査
- 相続関係の所在確認

所在調査では建物利用状況なども確認します。
所在所在調査では対象住所の実態を確認します調査が必要になるケース
弁護士実務では次のようなケースで所在調査が必要になることがあります。
- 被告の住所が不明
- 住民票住所に居住していない可能性
- 債務者の所在が不明
- 長期間連絡が取れない
このような場合、裁判所は通常の送達手段が尽くされているかを確認します。
住所確認調査の方法
所在調査では複数の情報を整理しながら確認を行います。
公的情報確認
- 住民票
- 戸籍附票
- 登記情報
- SNS情報
現地確認
- 表札
- 郵便受け
- 建物利用状況(ガスメーター・電気メーターの作動状況・洗濯物・駐車車両・自転車等の有無 等)

郵便物の状況なども所在確認調査の手がかりになります。
居住実態との違い
所在調査と似た言葉に居住実態調査があります。
所在調査は住所確認を目的とする調査です。
一方、居住実態調査は生活実態を確認する調査です。
居住実態調査については次の記事で詳しく解説しています。
▶居住実態調査とは|裁判手続きで必要な現地確認
弁護士実務における所在調査
所在調査は弁護士の手続きの補助として行われます。
- 送達手続きの確認
- 公示送達の前提調査
- 所在確認資料の整理
公示送達制度については次の記事で詳しく解説しています。
よくある質問
所在調査とは何ですか
対象人物の住所や居住状況を確認する調査です。
所在調査は裁判で必要になりますか
送達確認や公示送達の判断材料として行われる場合があります。
弁護士・法律事務所の皆様へ
所在調査や住所確認調査など、弁護士実務に関する調査のご相談を受け付けています。
- 所在調査
- 居住実態調査
- 現地確認調査
- 調査報告書作成
株式会社児玉総合情報事務所
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