探偵ストーリー1

開設者 児玉道尚のお話

当、児玉総合事務所は、戦後まもなく戦地から帰国した情報部員(児玉道尚)によって開設されました。

生き別れた家族を探すボランティアからスタート

児玉は、戦後の混乱の中、生き別れた家族を探す人の姿に心を痛め、自分のスキルを活かして、世の中の役に立てるのでは。と人探しのボランティアをはじめます。 沢山の家族の再会を手伝ううちに、様々な相談や依頼が増えてきます。

探偵事務所を開設

1948年、探偵事務所を開設しました。
その後、日本で初めてとなる私立探偵養成所「探偵警備史養成所」を創設し、
探偵の育成、探偵のネットワーク構築に奔走します。

児玉は、多くの卒業生を輩出し、探偵業界の発展に勢力したことから「日本探偵の父」と慕われ、
探偵の質の向上に努めて生涯を終えました。

 

児玉道尚が大切にした探偵としての10訓

探偵者としての成功には、鍛錬、誠実さ、そして人柄も大切だと説き続け、
児玉が多くの探偵に教育した「探偵としての10訓」をここに紹介します。

日探十訓

  • 一、礼にはじまり礼に終わること
  • 一、言語、服装、態度をみださぬこと
  • 一、例外のあることを恐れるな
  • 一、親といえども絶対秘密
  • 一、必勝は平素の錬磨から
  • 一、郷にはいれば郷に従え
  • 一、調査には念をいれよ
  • 一、変装はこころまでせよ
  • 一、直調をさけよ
  • 一、調査は米の味

 

探偵業界の課題

探偵業は、小説などの影響もありミステリアスな部分が多く、一般的な仕事よりもわかりにくい部分があります。

残念ながら、探偵社や興信所の中には悪質な業者も多くいます。
たとえば、調査をせずに虚偽の報告書を作成したり、知った秘密で逆に依頼者をゆすったり等、メディアを騒がせた時代もありました。

現在は、探偵業法の制定により、警察への届け出が義務化され健全化に力が注がれています。
依頼の際は、業者を見極めて依頼することをおすすめ致します。

 

弊社の指針

弊社は、老舗探偵事務所として、創設者児玉道尚の志を継いで、探偵業の透明化、後進の指導、一般社団法人日本調査業協会、一般社団法人東京都調査業協会の活動もおこない、業界の地位向上を目指しております。